新聞配達のバイトのメリットやデメリットについて

ヘッダー背景

▶ 新聞配達のバイト

毎朝必ずポストに届いていて、何気なく読んでいる新聞。

最近は、新聞を取らない世帯も増えてきていますが、それでも会社や飲食店、図書館などさまざまな場所で新聞を目にする機会もあるかと思います。

しかし、実際に配っている新聞配達員の姿は、夕刊の配達時や集金などの時以外はなかなか目にすることは無く、ましてや新聞を定期購読していない方は、たまに新聞の勧誘員が来るぐらいでまったく接する機会が無いという方も多いと思います。

そして、いざ自分が新聞配達のバイトをしようかと思っても、その仕事内容はあまり一般的には知られておらず、他の仕事に比べなかなか想像しにくいのではないでしょうか。

このサイトでは、新聞配達のバイトを検討している方、これから始めようとしている方に向けて、新聞配達のバイトの待遇や給料、仕事内容など参考になればという思いで立ち上げました。

▶ 新聞配達のバイトのメリット

自分の都合に合わせた勤務形態を選べる

新聞配達のバイトは、基本的に朝刊と夕刊両方の配達になりますが、店舗によっては朝刊のみ、もしくは夕刊のみのバイトも募集している所もあります。

そうした場合、例えばWワークなどで、昼間は別の仕事があり、朝刊だけ、もしくは夕刊だけ新聞配達のバイトを入れるということもできるかと思います。

ただ、天候によっては若干配達時間が延びるときもありますので、本業の方の時間がきっちりしているような仕事の場合は、Wワークとしては不向きかもしれません。

その他、集金のみ、折り込みのみのバイトを募集しているところもありますので、主婦など空いた時間にバイトができるというメリットがあります。

⇒ 詳しくは、配達の時間を参照

性別、年齢に関係なく働ける

人によって体力差はありますが、新聞配達自体はそれほど重労働ではありません。

なので、実際に私がバイトしていた販売店では、女性も働いていましたし、長年勤めている方の中には60代、70代前後の方もいました。

もちろん、各販売店によっては、若いスタッフを揃えたいなど年齢制限を設けているところもありますが、探せば求人募集の段階で40代、50代までOKとしているところも結構あります。

⇒ 詳しくは、資格・経験を参照

寮に住み込みで働ける

新聞配達は、基本的に電車やバスなどで遠方から通勤するということはできません。

なので、バイトであれば、できれば自宅近辺の販売店に通うことになりますが、もし電車で通勤しなければならないような販売店に勤める場合は、寮に住み込みで働くという方法もあります。

バイトでも寮に入ることは可能で、月々の家賃も全額お店が負担してくれるというところもありますが、家賃の何割かを自己負担する形が多いと思います。

また、入寮する際の引越し費用も負担してくれるというお店が多いです。

⇒ 詳しくは、住み込みで働くを参照

体一つで即働ける

住み込みで働けるという点でもそうなのですが、それこそ体一つで明日からすぐバイトができるという点も新聞配達のメリットです。

こちらで用意するものと言えば、普段はいているようなスニーカーと軍手ぐらいを用意すれば、ユニフォームも支給してくれますし、免許がなければ自転車、あればバイクやヘルメットもお店が用意してくれます。

もし今日、明日の生活費も厳しいという場合でも、当面の生活費を立て替えてくれるお店もあります。

⇒ 詳しくは、服装・ユニフォームを参照

未経験でも大丈夫

これも新聞販売店の状況によっても違いますが、基本的に未経験でも歓迎というお店が多いです。

急に欠員ができて、補充のために即戦力を必要としている場合など、経験者が優遇される場合もありますが、基本的にそれほど難しい仕事ではなく、すぐに覚えられる仕事なので、未経験者はだめというお店は少ないと思います。

▶ 新聞配達のバイトのデメリット

基本的に毎日出勤しなければならない

新聞だけは毎日各家庭に届けるものなので、基本的に週1日の休みと休刊日以外は毎日出勤しなければならず、他のバイトにありがちな週3~4日だけということはできません。

なので、週6日連続して勤めることができない場合は、新聞配達のバイトは厳しいかと思います。

ただし、正社員(専業)と違ってバイトの場合は、これもお店によって違いますが、どうしても予定があってこの日は休まなければならないという場合は、できるだけ前もって言えば融通してくれることが多いです。

また、病気や家族の事情などで急に休まなければならないという場合でも、できるだけ事前に言えば聞き入れてくれる場合もあります。

⇒ 詳しくは、休みを参照

天候に関係なく配達しなければならない

毎日配達しなければならないということは、どんな悪天候でも配達しなければならないということです。

寒い暑いはもちろん、雨風の強い日、台風や雪の日でも新聞配達が中止になるということはありません。

仮に積雪で自転車やバイクに乗ることも困難な時でも、どんなに時間がかかっても最後の1部まで配らなければなりません。

ただ、大雪の時は例外として、悪天候でも何度か経験すれば、結構慣れるものだと思います。


以上のようなメリット、デメリットのある新聞配達のバイトですが、条件と本人の適性さえ合えば、これほどやりやすい仕事も他にないのではないかと個人的には思います。