新聞配達の給料や時給のおおよその相場は?

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▶ 新聞配達のバイトの時給、給料はいくら?

新聞配達のバイトといえば、朝刊、夕刊の両方配るのが基本です。

しかし、読売、朝日、毎日、産経等の新聞社の系統、また各販売店によっても違いますが、朝刊だけ、もしくは夕刊だけの配達を募集している場合もあり、パターンとしては以下のようになります。

・朝刊+夕刊

・朝刊のみ

・夕刊のみ

給料については、時給制や配達部数による歩合制のところもあるようなのですが、少なくとも私が勤めてきた都内の読売、朝日系列では、固定給で1ヶ月いくらという給料である場合が多かったです。

それでは、各パターンごとに新聞配達のバイトの給料の相場についてみてみましょう。

勤務形態1ヶ月あたりの給料の大体の相場(税込)
朝刊+夕刊約14万円~15万円前後
朝刊のみ約10万円前後
夕刊のみ約4万円~5万円前後

配達部数は、大体1区域300部が平均で、同じ店舗の中でも300部を切る区域もありますし、反対に300部を超える区域もあります。

朝刊は当日のチラシを新聞に挟んで配り終わるまで、慣れてくれば約3時間前後ぐらい、夕刊はチラシは無く、朝刊よりも部数は少ないので、約2時間前後です。

休みは大体週1ですので、1ヶ月約25日勤務になります。

朝刊のみを例にとって、あえて時給に換算すると、10万円÷25日=4000円となり1日3時間として、時給は約1300円となります。

給料は地域や販売店によっても異なりますが、他のバイトと比べてそれほど悪くはないと思います。

ただし、区域によって配達部数に差がありますので、固定給の場合、配達部数が多い区域にあたった場合には、少ない区域に比べて若干割安になってしまう傾向にあります。

その他、集金のみのバイトというのもあります。

私は、集金だけのバイトというのは経験がないので、詳しくはわかりませんが、おおよその給料の相場は2万円~3万円/1ヶ月程度だと聞いたことがあります。

ただ、販売店によってはこうした月給制の他に1軒いくらという集金件数に対する歩合制のところもあります。

1軒当たりだいたい百円台で、それに集金件数を掛け合わせるものです。

口座引き落としにしているお客さんもいるため、配達部数すべてが集金件数とはなりませんが、200件とした場合、歩合制でも2万円~3万円の給料にはなります。

▶ 正社員(専業社員)の給料

参考までに、正社員の給料についても触れておきます。

朝日、読売新聞などの大手の場合には、正社員の大体の給料の相場は、税込25万円前後/1ヶ月だと思います。

これにプラス、専業社員の場合は営業の歩合給が加わります。

その他、福利厚生のしっかりしている新聞販売店では、社会保険や厚生年金などにも加入させてくれますし、ある程度継続性があると見込まれれば、財形積立制度にも加入させてくれます。

財形積立制度とは、本人が月々積み立てる金額の約倍の金額を新聞社と販売店が折半して積み立ててくれるというものです。

朝日新聞の場合ですと「厚生積立制度」というものがあり、積立年数に応じて、200万円、400万円、1000万円のランクがあります。

例えば、200万円の場合ですと、本人が3年で約100万円の積み立てをし、残り半分の100万円を新聞社と販売店が折半で負担してくれるというもので、普通に貯蓄するよりはとてもお得な積立制度になっています。