住み込みで働くには?

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▶ 住み込みで働く

新聞配達の時間は、夕刊はともかく朝刊に関しては出勤は深夜です。

もちろん電車やバスなどの交通機関はすでに終電を迎えた後で、新聞販売店まで交通機関で通勤するということはできません。

なので、新聞配達のバイトをするなら、もし自宅から通うのであれば、自宅から徒歩、少なくても自転車やバイクで通える範囲の販売店で働くということになるかと思います。

ちなみに、自宅と販売店の距離が離れている場合は、配達用のバイクを通勤用に貸与してくれることもあります。

しかし、自宅近辺に配達のバイト募集をしている新聞販売店がなく、募集しているのが遠方の場合。

また、現在わけあって住むところが無いという場合、住み込みで新聞配達のバイトをするということもできます。

住み込みと聞くと、少し古臭いイメージがありますが、今では、販売店の近辺のアパートを借り上げた寮に住み込むという形が多いです。

お金のある販売店の場合、自社ビルを建てているところもあり、1階が販売店、その上の階の各部屋が社員寮になっているという非常に住環境の良い新聞販売店もあります。

ただし、歴史の長い販売店の場合、木造2階建てで、2階の廊下を挟んで両脇が寮になっているところもあり、文字通り昔ながらの住み込みという印象の強いところもあります。

私も以前、このような形式の寮に住み込みで働いていたことが一時期ありましたが、木造なので隣の生活音がもろに聞こえたり、下では通常の作業をしていますので、その物音が寝ていても聞こえるということもありました。

また、たまの休みの日でも必ず1階に降りなければならず、だれかと顔を合わせなければならず、完全なプライベートというものがあまりない環境でした。

ただ、このような昔ながらの販売店の場合、今はどうかわかりませんが、賄い付きのところが多かったです。

賄い、つまり朝晩の食事を販売店が用意してくれるのです。

賄い専用の人がちゃんと料理をしてくれ、それなりに美味しかったのを覚えています。

もちろん、食費は月々給料から天引きされますが、外食するよりは安かったです。

このような古い販売店に住み込みで働く場合は、住環境にいろいろ難点もありますが、家庭的な雰囲気を味わえます。

住み込みは、専業社員でもバイトでもどちらも可能で、寮費は無料というところもありますし、外部のアパートを借り上げている場合は、家賃の一部を負担するという場合が多いです。

住み込みの住環境にこだわる人は、面接の際、あらかじめどのような寮なのかを確認しておくとよいかと思います。

また、その際の家賃の負担額などについてもあわせて確認しておくとよいでしょう。