新聞の種類にはどのようなものがあるのか？

配達する新聞には本紙と諸紙という分け方があります。

本紙とはその販売店が属する系統の新聞社の銘柄で、朝日なら朝日新聞、読売なら読売新聞が本紙ということになります。

それに対して諸紙とは、スポーツ紙をはじめ、業界紙などがこれに該当します。

本紙、諸紙という分け方もあくまで業界内での分け方で、一般的な分け方ではありません。

新聞配達の仕事をする上で、中身や銘柄まで細かく覚える必要はありませんが、参考までに、ざっと新聞にはどういう種類があるのか見てみたいと思います。

政治経済など幅広い分野を扱う新聞で、大きく全国紙と地方紙（ブロック紙）に分けられ、いわゆる本紙と呼ばれるものには、以下のような種類があります。

販売店の数は別として、全国に販売店網をもつ新聞のことで、以下のような種類のものがこれに該当します。

地方紙の中にブロック紙という分類もあります。

ブロック紙は、複数の都道府県にわたって販売されている新聞で、以下のような種類のものがあります。

県単位、さらに県の中の一部地域などで発行される新聞のことで数多い種類があります。

新聞販売店の中にも、特定の一般紙だけを扱う専売と複数の一般紙を扱う合売という形式があります。

全国紙やブロック紙などは基本的にそれぞれ独自の販売店をもっていますが、地方では一つの販売店が複数の全国紙やブロック紙、地方紙を扱う合売が多いです。

また、都市部でも例えば、日本経済新聞や東京新聞などは専売店もありますが、朝日や読売の販売店で合売するケースも多いです。

スポーツ、業界など特定の分野に特化したものや特定の読者層に特化した新聞で、諸紙と呼ばれるものに該当します。

専門紙は多種あり、特に業界紙などは業界に応じた種類がありますので、ここではあくまで一例として記載します。

毎日朝刊時に配る日刊紙もありますが、子供新聞などのように週に一度という諸紙もあります。

以上のように、新聞と一口に言ってもいろいろな種類があります。

初めて新聞配達のバイトをする場合には、いろいろな種類の諸紙があって戸惑うこともあるかと思いますが、諸紙の配達部数はそれほど多くはありませんので、すぐに覚えられると思います。

▶ 新聞の種類